心理・行動フォーサイトラボは、これまで に心理学が提供してきたインサイト(人間の心理と行動のメカニズム)に基づき、その変容方法を開発することでフォーサイト(=将来予測)を目指しています。
本トークセッションでは、大学と企業に所 属する心理学者・認知科学者とマーケティングの実務家が登壇し、それぞれ「心理学の 社会実装」や「心理学によるフォーサイトの 実現」に関して日ごろ考えていること、ある いは実践してきたことを話題提供し、これ からこのラボが目指すフォーサイトについて議論します。
登壇者
- 三浦 麻子(大阪大学大学院人間科学研究科)
- 「コミュニケーションやインタラクションが新しい『何か』を生み出すこと」への興味を軸に、様々な研究を行う。学際研究・社会連携には積極的。
- 平井 啓(大阪大学大学院人間科学研究科)
- がん患者の心理を研究する中でソーシャルマーケティングに出会い、がん検診の受診率を向上させる仕事をしていた。他にも、心理学の実装のようなことに携わってきた。公認心理師プログラムに携わる。
- 小俣 貴宣(ソニー株式会社R&Dセンター)
- 認知科学・行動科学の専門知識を企業の問題解決の実践に応用してきた。現在はR&Dセンターにて認知科学の先端研究に従事。並行して心理学の知識や方法論を研究開発の実践に応用しうる基盤の構築に取り組んでいる。
- 齋藤 真里(ソニー株式会社R&Dセンター)
- 学生時代は知覚心理学を専攻。これまでUIやビジネス創出、リコメンアルゴリズムやインタラクション技術に関わってきた。現在はR&Dセンターで様々な技術を研究。
- 小松 利英(ソニーマーケティング株式会社)
- 学生時代(人科出身)は社会心理学を専攻。国内宣伝部でブランディングに携わった後、グローバルチームに異動、現在はデジタルマーケティングを担当。
日時: 2020年7月18日㊏ 13:30~15:00
場所: Zoomによるオンライン開催
※お申込みいただいた方にリンクをお送りします。
定員: 30名
大阪大学に所属している教員・学生であればどなたでもご視聴いただけます。