202112大阪府「10歳若返り」プロジェクト

大阪府が実施している「10歳若返りプロジェクト」―日常生活に支障がない期間「健康寿命」を延ばし,誰もが生涯生き生きと活動することを目指した取り組み―の一環として,JR千里丘駅東口階段にて階段利用の実証実験に参画しました。

本実験は,心理・行動フォーサイトラボが主催する,人間科学研究科・人間科学部の学生によるワークショップでのアイディアを基に企画されています。駅の階段に「階段を上りたくなる」仕掛けを施すことで,駅利用者の行動をエスカレータ利用から階段利用に変えることができるかどうかを検証しました。

実施場所は,JR千里丘駅東口階段(上り用階段)です。

実証実験は,2021年12月1日(水)~2022年1月31日(月)に行われ,無事終了いたしました。ご協力くださった皆様に心から御礼申し上げます。報告書は以下から閲覧・ダウンロードが可能です。

報告書

「行動経済学」を活用した健康になる空間づくり

報道

「「歩きたくなる階段」JR千里丘駅に登場 利用者に達成感? 大阪」 毎日新聞2021年12月21日

「JR西日本グループなど 千里丘駅で階段利用を促す実証実験」 交通新聞2021年12月13日

青鉛筆 朝日新聞2021年12月8日30面

「さあJR千里丘駅の階段を上がり…大阪から「青森」「鹿児島」を目指そう! 「上がりたくなる仕掛け」実証実験中」 神戸新聞2022年1月15日

「-摂津市- 「旅するならどっち?」JR千里丘駅に“上りたくなる”階段」 City Life News2022年2月1日

プレスリリース(JR西日本

実施協力:JR西日本グループ,大阪大学,摂津市

監修:平井啓

なお,本実験は大阪大学大学院人間科学研究科研究倫理委員会の承認を得て実施しました(承認番号 HB021-104)。